最近、英語学習を再開しました。
夫の駐在期間が延長になりそうなのと、子どもの自宅保育を最長でも年内で終わりにしたいという気持ちが出てきたためです。
まぁ、今の気持ちなのでこの先どうなるか分かりませんが学び直しに損はないだろうということでマイペースに始めてみたいと思います。
本ブログにも備忘録を兼ねて過去の英語学習とこれからの英語学習内容について書いていきたいと思います。
本記事では、私が長年使っている英語学習教材CNN ENGLISH EXPRESSの学習法と、学習教材としてのメリットデメリットをまとめました。
CNN ENGLISH EXPRESSとは
CNN ENGLISH EXPRESSとは、朝日出版社が発行している英語学習雑誌です。
アメリカのニュースであるCNN(Cable News Network)の実際のニュースを使い、英語のリスニング・リーディング・語彙力アップなどを目的とした学習コンテンツが盛りだくさんの使える英語学習教材です。
基本的な構成ですが、基礎編・中級編・上級編とあって基礎編はニュースの内容自体が短めですが、上級編は長めのニュースです。
で、各ニュースに関する設問が付録の小冊子にあるので、それも併せて解きます。
英語の難易度
正直他の英語学習教材と比較してレベルは高めです。
目安ですがTOEIC700点はないと中々楽しめないかなというの個人的な印象です。
まぁ、TOEIC800点あっても特に上級編に関しては、分からない時は全く分からない。トピックによっても理解度は左右されます。というかニュースの内容自体が馴染みなさ過ぎて日本語で読んでも意味が分からない時もあったりします(笑)
あとは、難易度が高いと言ってもリスニング用のアプリで聞くときもスロー再生できるので、英語上級者でなくてもできることはあります。
なのであまり気張らずに英語のニュースを楽しんでみるという気持ちで取り組むのがよいですね。
CNN ENGLISH EXPRESSを使った英語学習法
おすすめの学習方法の流れは以下です。
1. 何も見ずにリスニングを1回目・付録の小冊子についている設問を解く
↓
2. 分からなければリスニング2回目をしてから、付録の小冊子設問を解く
↓
3. 1-2回目のリスニングでの理解度に関係なく、本文のスクリプトを見ながら3回目のリスニングをする。何で聞き取れなかったのか考える。
英語が聞き取れない・意味が分からない理由は以下の2つの理由いずれかです。
- 単語を知らなかった
- 音が分からなかった
単語を知らなかった
文字通り、自分の辞書にない単語が出てきたので、内容が理解できないケースです。
知らない単語や表現はノートなどにメモしておきます。
余力があれば関連する単語を調べてメモするのもおすすめです。
音が分からなかった
音が分からないというのは、主に音のつながりのことです。
例えば実際の会話でtoが発音されることはほぼありません。
have to→ハフタ
wanto to→ワナ
こんな感じ。
他には、Reduction(リダクション)。
Reduction(リダクション)とは、本来発音すべき音が弱くなる現象のことです。
例えば、tell himをテルヒムとは言わず、テリムと発音。hが落ちるのでこのように聞こえます。
こういう音が繋がったり、音が落ちたりして音の繋がりが分からない場合は、該当箇所を何度も聞き直して自分でも発音してみます。
単語1つ1つを覚えるのではなく、セットで覚えるようにします。
大まかな流れは以上ですが、 翌日、翌々日と既に勉強した記事の内容を1-3の要領で復習し定着させます。
CNN ENGLISH EXPRESSのメリット
英語学習中上者向けの数少ない教材
意外に英語学習中上者向けの教材って少ないんですよね。そういった層には手に取りやすい教材かなと思います。
海外留学・海外赴任する方や職場で基本的な英語は習得したけどもう少しレベルアップしたい方などにはとてもおすすめ。
英語ニュースやビジネス英語がめちゃ分かるようになる
英語のニュースへの理解度が高まるのはもちろん、ビジネスでの英語の聞き取りがレベルアップします。
飽きずに英語学習を継続できる
一般的な英語問題集と異なり、様々なジャンルのニュースを読むことができ、毎月発刊されるので飽きずに勉強を続けることができます。
CNN ENGLISH EXPRESSのデメリット
難易度は少々高め
既述の通り、他の英語教材と比べると難易度はやや高めなので万人に使える教材ではないかもしれません。
日常会話で使う表現は少ない
アメリカに住んでいて、CNNで学んだ英語を実生活で使いまくっているかと言われると微妙ですね。スーパーや病院、レストラン、日常会話で使う表現も出てこないってことはないのですが、少ないです。
電子書籍版もある
毎月雑誌購入して手元に置いて学習とかだるいわ!という方には、電子書籍バージョンもあります。
AmazonやU-NEXTで購入可能です。ちなみに、Kindle Unlimitedを使うと、過去のバックナンバーを無料で読むことができます(最新号と直近3か月分のバックナンバーは有料)ので、まだ課金するか検討したい方はKindle Unlimitedてバックナンバーをチラ見して自分に合うかどうか確認するのもよいかもです。
Kindle Unlimited自体は初月無料で登録できますし、微妙だったら解約すればいいだけなので。
まとめ
すこし難易度は高めですが、英語のニュースを理解できるようになりたい、もうワンランクレベルアップした英語学習をしたいという方におすすめの教材です。