アメリカ駐在帯同記録

アメリカでの駐在帯同生活について書いています

アメリカ駐在・駐在帯同者のスマホ事情

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アメリカ生活立ち上げ編として、駐在員や帯同家族のスマホ事情についてまとめました。

アメリカに来るにあたり「スマホはどうしよう?現地で買う?それとも日本のスマホを使い続ける?」と悩む方も多いと思います。この記事では、そんな疑問にお答えします。

結論、駐在のような期限付き滞在であれば、日本で使えるSIMを維持しつつ、アメリカでは現地のSIM購入をおすすめします。以下順番に解説します。

 

この記事を読んで分かること

・日本のSIMは維持した方がいい理由

・日本のSIMを維持する方法

・アメリカで現地のSIMを購入すべき理由

・アメリカのSIMをどこで購入するか

 

 

日本のSIMは維持、アメリカでは現地のSIMを購入しよう

なぜ日本のSIMを維持すべきか?

海外にいても日本の携帯番号が必要な場面は何かと多いためです。例を挙げると、

・銀行口座の残高確認のためのSMS認証

・一時帰国の際の連絡手段

・その他登録しているサイトにログインする際のSMS認証

 

などです。駐在期間って大体3~5年くらいだと思うので、この程度の期間であれば多少の維持費を払っても番号を残すメリットの方が大きいと感じています。

なぜアメリカで現地のSIMを購入すべきか?

次にアメリカで現地のSIMを買うべき理由ですが、アメリカは想像以上に電話社会だからです。

アメリカって何でもネットで完結しそうなイメージありませんか。ですが、かなり電話文化です。例えば、

・病院のアポや細かいやり取り

・レストランの予約やキャンセル

・宅配業者からの電話

・子どもの学校やデイケアからの連絡

 

などなど。何かと電話する機会が多いです。

逆に言えば、電話以外はほぼ使わないので現地の格安SIMの最安値プランでも問題ないかなと。私はTelloを使っています。他者と比較して圧倒的に安くて月額10ドルも支払っていませんが、今のところ困ったことはないです。

日本のSIMを維持するために

どうやって日本のSIMを維持するの?

格安SIMに乗り換えるか今使っているSIMをそのまま維持するかの2択です。

格安SIMに乗り換え

有名どころをいくつか紹介します。

楽天モバイル

  • 海外からもRakuten Linkアプリを使えば無料通話ができる
  • 月2GBの海外データ通信も無料(超過後は128kbps)。
  • ポイント払い対応で、日本の電話番号も問題なく維持可能。

Povo

  • 電話番号の維持だけなら0円(半年ごとに180円のトッピングが必要)
  • 海外滞在中は通信不可(SMS受信のみ可能)。
  • データ・通話はトッピング課金制なので、自分で管理が必要。

HISモバイル

  • 電話番号を維持しつつ、日本の回線(docomo/SoftBank)で通話・SMS可能
  • 日本滞在時の短期帰国利用にも便利

今のSIMを維持

格安SIMに乗り換えるよりお金はかかりますが、まぁ手間はだいぶ省けますよね。渡航までの時間がない、格安SIMへの乗り換えが面倒とか駐在期間も短いとかであれば今使っている携帯をそのまま維持でもいいと思います。

Wi-Fiがあれば海外でもデータローミング無しでも使えますし。

特にソフトバンクユーザーはアメリカ放題が使えるので、キャリアの変更が面倒&駐在期間が短めであればそのまま維持でもいいと思います。私はソフトバンクユーザーなので日本の携帯をそのまま維持しています。

アメリカ放題ってどうなの?

本題から少し外れます。ソフトバンクユーザー向けのお話になるので、関係ないよという方は飛ばしてください。ソフトバンクユーザーはアメリカ放題というプランがあって、アメリカ(アラスカ、ハワイ、プエルトリコ、バージン諸島)であれば追加料金なしで日本にいる時と同じようにスマホを使えます。私は諸事情で、日本のスマホは格安SIMには乗り換えずこちらを使っています。リンク貼っておきますね。

アメリカ放題 | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク

ここで、アメリカ放題を使えるので、現地で携帯を契約しなくてもいいのでは?と思う方(渡米当初の私です)もいるかもしれないので補足。これはあくまでも日本の電話番号を維持するための手段として考えた方がよいです。理由は2つあります。

理由1 場所によるが電波が悪い

だいたいの場面で問題なく使えますし、ネットや動画もほぼ問題なく楽しめるのですが、高速道路では繋がらないことが多いです。あとは下道でも繋がらない場所がちょいちょいある。夫の携帯(こちらで契約している携帯)は問題なく繋がっているのにといった具合です。私の友人も同様のことを言っていたので、ローカルの携帯の方がまぁ電波はいいと思います。

理由2 結局ローカルの電話番号が必要 

冒頭でも書きましたが、とにかく電話文化のアメリカでは、現地の電話番号が必要です。私も期間限定の滞在だからと夫の携帯を借りて1年近く粘りましたが、結局現地のSIMを契約しました。

アメリカのSIMはどうやって入手するか

それじゃ、アメリカのSIMはどこで購入しよう

大手キャリアで購入するか格安SIMを購入するかの2択です。

大手キャリアで契約

AT&T、T Mobile、Verizon、Sprintが有名かと思います。

筆者も渡米当初はAT&TやT-Mobile、そしてXfinityなど大手キャリアを回ってみましたが、料金が高すぎて断念しました(笑)どこも月額40-60$はするようで、ほぼ電話しか使わないのにこの金額を払うのはなとためらった結果、次の格安SIMの購入に踏み切りました。

格安SIMを購入

本当に色々な格安SIMがありますが、私はTelloを使っています。設定も簡単だし何より月額のコストが安い(最安値7ドル)ので、物価高のアメリカではありがたいですね。

Telloと他の有名どころもいくつか紹介します。

 

Tello

私はTelloを使っています。Telloはコスパが大変よくて、私は月々$10しか支払っていません。コスパがいいだけでなく、契約が月単位なので非常に柔軟性が高いです。

いつプランの変更をしてもOKです。月途中のプラン変更もOKなので、プランが合わなかったらすぐに変更できます。

いつ日本に帰るか分からないのと、契約当初どのプランが一番自分の目的(電話利用のみ)に合うか分からなかったので、Telloを選びました。

公式HP:Tello Mobile | The Wireless Service You Deserve | No Contract

 

Mint Mobile

よくTelloと比較されるMint Mobileですが、各プランの料金を見ると少しだけMintの方が高いです (Mintは5GBのプランで$15、Telloは5GBのプランで$14)。微々たる差と言えばそうですね。

ただ、Mint Mobileは長期契約で安くなるという仕組みで、3か月、6ヶ月、12か月のプランから選ぶため契約の柔軟性は微妙です。上の5GBで$15も1年契約の場合です。

プラン変更の柔軟性が魅力的だったので、筆者はTelloを選びました。

公式HP:Mint Mobile | Wireless that's Easy, Online, $15 Bucks a Month

 

ハナセル

日本語のカスタマーサポート有の老舗アメリカ携帯サービス会社です。

アメリカ長期滞在者向けのSIMが最安$9(eSIMの場合)から購入できて、渡米前に日本の住まいにも送料無料で送ってくれます。一番上のプランで$79かかります。

ハナセルのアメリカSIM・アメリカ携帯の料金プラン|HanaCell(ハナセル)

公式HP:アメリカ携帯サービスのHanaCell(ハナセル)

 

アメスマ

こちらも日本語のカスタマーサポート有で格安SIMを販売しています。

ハナセルと同様日本でのSIM受け取りが可能です。一番上のプランだと$55でハナセルよりもコスパは◎

料金プランはこちらから確認できます。

公式HP:

アメリカ留学にSIMフリースマホ・携帯電話を渡米前に契約、受取・業界最安値の電話・動画SNSし放題プラン|アメスマ

 

日本語でのサポートを重視するのかコスパを重視するのかという軸で選択すればよいかなと思います。

スマホを1台にまとめるか2台もちにするか

 

SIMが2枚になるけど、スマホは1台にまとめる?それとも2台持ちにする?

 

結論、スマホを1台にまとめても2台に分けてもどちらでもよいと思います。

1台にまとめる場合は、日本の携帯を使うときだけSIM交換するかデュアルSIM機能付きのスマホを購入して1つにまとめるかです。

2台持ちにする場合は、日本のスマホ+現地でスマホを購入するですね。

私も2台持ちです。各SIM会社がスマホも併せて販売しているので、SIMを買うついでに機種も購入できますよ。思ったよりも高くないので、SIMの入れ替えが面倒、既にお持ちのスマホがデュアルSIM非対応機種であればおすすめです。私は120ドルでアンドロイドを購入しました。

まとめ

アメリカに長期滞在するのであれば、日本のSIMを維持+現地でSIMを購入しましょう。渡米当初の私のように「アメリカでSIM買わなくても何とかなるかな〜」と悩まず、早めに購入するのがおすすめです。アメリカ生活がだいぶ快適になりますよ。本記事を参考に自分に合ったやり方を見つけてくださいね。

海外での生活立ち上げに必要なことはこちらのページにまとめていますので、必要であれば覗いてみてくださいね。