アメリカ駐在帯同記録

アメリカでの駐在帯同生活について書いています

【コラム】駐在帯同は向き不向きがある

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最近、駐在帯同の向き不向きについて友人と話す機会があったので、自分の考えを言語化してみようと本記事を書きました。夫のアメリカ赴任に帯同して1.5年経ち、なんとなく駐在帯同の向き不向き理解してきたように思います。筆者自身は、夫のについて行きたかった(ただ当時の仕事を辞めたかっただけ)ので、まぁ行きたくてアメリカにきたのだから自分はやっていけるだろうと思っていました。ところがそうでもなかったです。本記事では自身のこと他の駐在帯同者さんたちを見ていて、自分なりに考えた駐在帯同の向き不向きを書いています。以下の記事と併せて駐在帯同するか迷われている方にも参考になるかなと思います。

mokichichang.com

この記事を読んで分かること

・駐在帯同に向いている人の特徴

 

大前提、私の個人的な意見であることと、駐在帯同の向き不向き=優劣の話ではないです。本題です。結論、適度に自立していて適度に人に甘えることができる人は駐在帯同生活を乗り越えられると思います。特にこの前半の「適度に人に甘えることができる」というのが、実際に駐在帯同を経験してからの私にとっての気づきでした。以下解説します。

甘える部分

パートナーのお金を遠慮なく使える人

駐在帯同者は、多くの場合日本での仕事を辞めるか休職するかなどしますよね。なので現地で働かない限り収入がありません。基本的に何を購入するにもパートナーのお金を使うことになります。これが家族みんなが使うものだったらまだいいのですよ。日用品とか食料品とか。個人的に買いたい雑貨とか、あとはアクティビティ(習い事とかスパとか)はどうすんだいって話で、このあたりにお金が使えん、さすがにパートナーのお金使うの躊躇するわってなるとストレス溜まりまくります。なので人のお金を使うということにあまりストレスを感じない方が駐在帯同者としては生きやすいです。

分からない・困ったらすぐ人に聞ける人

この人に初めて会ったから、もう今後会わないかもしれないし、頼れないよなぁとか余計な事考えずに困ったら目の前の人に質問できること。これが結構大切だったりします。異国での生活は日々これどうしたらいいんだ?の連続です。病院のアポの取り方、子どもの学校や保育園の関係者とのコミュニケーションの取り方などなど。調べたら分かることもありますが、人に聞いた方が早かったり結果的◎なことが多いです。知り合って間もないとか、立場とかを気にせずとりあえず聞けちゃう人は強いです(私は渡米当初これが大変苦手でした)。

自立している部分

個人行動が苦にならない人

駐在帯同すると、基本的に独りぼっちです。これは日中パートナーが家にいないからという意味ではなく、気持ち的な部分でなんとなくずっと孤独感があるということです。日本にいる家族や友達とは連絡取れますよ。でもやっぱり対面で会って話すのとは全然違いまして、ビデオ電話が終われば再び孤独がやってきます。一人だなぁって感じます。でもまぁ、一人でランチしてもいいし、買い物行ってもいいしと一人で行動できることは駐在帯同に向いていることの一つだと思います。

生活に困らない程度の現地語を習得する意欲がある人

買い物とか病院とか日常生活に支障がない範囲でいいので、現地語でコミュニケーションが取れるとストレスが減ります。行動範囲も広がるので語学の習得に積極的である姿勢は必要かなと思います。

自分で生活の中に小さな楽しみを見いだせる人

日本での暮らしと違って、海外生活は暇です。筆者が住むアメリカを例に出して話をしますが、仕事を辞めて時間ができたから暇というだけではなく、日本と比較すると本当に娯楽が乏しいです。私が住んでいるエリアでは、散歩するか、ハイキングするか、ゲームするかテレビ見るかくらいしかやることないです。まじで。なので、自分なりに日常の小さな楽しみを見出せないと発狂します。筆者は東京で娯楽まみれの生活をしてきたので、渡米当初やることなさ過ぎてどうしよう状態でした。ここで言う楽しみは何でもいいんですよ。料理を作るとか、家庭菜園するとか。とにかく日常の些細な楽しみを見つけて、そこに喜びを見いだすことです。

終わりに

私も人に甘えるのがそんなに得意じゃない方だと思います。分からなかったら誰かに聞くとか、金銭的な部分含めて旦那を頼るとか最初は抵抗ありましたし、、自分は自立してるなという自覚があるほど(私も自分のことそう思っていました)、人に甘えないといけない場面に出くわすともやもやすると思います。渡米当初は私はそこそこ自立してるし大丈夫だな!るんるん♪くらいしか考えていませんでした(笑)今は、人に甘えるって必要なのねと日々感じています。これも慣れだとは思いますが。