アメリカ駐在帯同記録

アメリカでの駐在帯同生活について書いています

【海外赴任・帯同準備】~渡航が決まったらやるべきこと~

※ 本ページにはプロモーションが含まれています

 

こんにちは~

海外赴任の帯同が決まったらやるべきことは想像以上に多いです。我が家は渡米の半年前に海外赴任の通知があったので、比較的準備の余裕があるなと当時は思いましたが実際はかなりバタバタしました(笑)この記事では実体験から大事なポイントを押さえたやることリストをまとめています。

我が家の経験談を書いていますので、赴任者の所属企業によってはご自身の対応範囲は異なると思います。必ずご自身で確認してくださいね。

我が家の渡航前の状況はこんなかんじ。

  • 家族構成:夫・妻・子なし
  • 車:なし
  • 住まい:賃貸で持家なし
  • 渡航先:アメリカ
  • 渡航までの期間:6か月

赴任が決まったらすぐやること

現地の情報収集とビザなど渡航手続きの準備

基本的に赴任者が対応すると思いますが、現地の情報収集をして必要なもの・ことを整理しましょう。そして会社側でやる事務手続き、こちらでやらねばならないことを把握します。

健康診断

クリニックと日程調整が必要だと思うので、お勤めの会社から通知があり次第すぐに受けましょう。診断の結果、追加検査や精密検査の必要になることもありますので早めに受けた方がよいです。帯同する家族の健康診断は通常マストではないです。ですが、私は受診しました。その結果精密検査が必要な症状が発覚し、こちらの治療に結構な時間を要したので早めに受けて正解でした。渡航前にご自身の健康状態を把握しておけば現地でも食生活など意識して過ごすことができると思うので、帯同者も健康状態受診をおすすめします。

虫歯の治療

私は渡米前に虫歯治療も済ませて銀歯をセラミックに替えました。渡航先はアメリカなので当然歯医者もあり、場合によっては日本よりもいい治療が受けられるだろうなと思いましたが、金額の問題と渡米してすぐに歯医者に行く余裕もないだろうと思い諸々済ませました。治療は1回じゃ済まないことも多いと思うので、早めが吉です。

予防注射

渡航先によっては予防注射がマストな方いらっしゃると思います。あるいはお子さんの指定予防接種もあると思います。2回接種などの場合はスケジュールも決まっていると思うので早めに確認を。

パスポートの準備・更新(必要な方)

パスポート発行も意外に時間が取られます。持っていない方有効期間が切れそうな方はささっと更新しましょう。渡航先によっては入国時にパスポートの有効期間が6か月以上必要な場合が多いです。パスポートセンターで発行するのが通常ですが、2025年3月24日からオンラインでのパスポート申請ができるようになるみたいです!

運転免許の事前更新

海外の長期滞在、運転免許の有効期限が海外にいる間に切れてしまう方もいらっしゃると思います。一時帰国の際に更新or本帰国後再申請になってしまうと思うので、事前更新ができる方はしておきましょう。

海外滞在者の運転免許証の更新等に係る特例について|警察庁Webサイト

上記参考にしました。

国際免許取得

アメリカ赴任組はマストだと思います。渡米後すぐにアメリカで免許を取とことになると思いますが、それまでのつなぎとして持っておくべきでしょう。各都道府県のHPを参照してください。我が家は東京に住んでいたのでこちらを参考にしました。

www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp

注意が必要なのは、運転免許の事前更新をする方は免許事前更新が完了してから国際免許申請の流れです。

資格免許をお持ちの方は手続き

国内で何か資格免許をお持ちの方(宅建や税理士免許など)、更新や日本不在の間の取り扱いについて確認しましょう。

語学学習

語学学習は筋トレと同じで継続がカギです。英語でも現地語でも日本語以外の言葉が少しでも話せたら現地での生活の助けになると思います。少しずつでいいので勉強を始めましょう。

渡航2~3か月前にやること

帯同者の退職連絡・休職手続き

私は前の仕事を休職せずに退職をしたので、退職した場合について書きますね。一般的には最低1か月前の退職通知が必要とされている職場が多いようですが、私は3か月前に退職する旨を会社に伝えました。少し早いかなと思ったのですが、仕事の引継ぎやら職場の人・お客さんへの挨拶等でそこそこ時間を要したので結果早めに通知してよかったです。ただこれ以上早いと残りの期間一緒に仕事をする気まずさがあると思います(笑)ので、早くても3か月前でいいかなというのが所感です。

自宅(賃貸の場合)の解約通知を提出

賃貸の場合、1-2か月前の解約通知が必須だと思うので忘れずに提出しましょう。我が家のケースですが、夫が先に渡米をして遅れて私が渡航のパターンだったので、退去の手続き・原状回復確認・敷金の振り込み確認は帯同者である私が行いました。

残りの住民税の支払い

私は退職月が4月、夏に渡米だったので6月中に住民税支払いの通知書が来ました。その年の12月分まで一括して納める必要があるので、もう金額見て驚きましたよ(笑)嫌すぎるけど必ず納付してから渡航するようにしましょう。6月前に退職して渡航する方はおそらくその年の6月には実家宛に納税通知書が届くと思うので、家族にお願いして納付してもらいましょう。

銀行口座の解約・維持

銀行によっては、海外移住をする場合口座を閉じなければいけません。ネット銀行は口座解約を求められることが多いようです。ただし、アメリカでは帯同者といえども夫婦合算で確定申告をする必要があるので、日本にある自分の資産を把握しておく必要があります。そのため、私は三井住友銀行のグローバル口座を開設して、海外からでも自分の資産を把握できるように設定しました。

SMBCダイレクト・グローバルサービス : 三井住友銀行

手続きに1.5か月くらい要しましたのでこちらも早めに。大手メガバンクであればグローバル口座の開設ができると思いますので、渡航までに調べておきましょう。

証券口座の解約・維持

1年以上海外に住む場合は、証券会社にその旨伝えなければなりません、そして多くの証券会社では、口座閉鎖を求められます。私はSBI証券で株を保有していましたが、クローズしました。SBI証券に関して言えばですが、NISA口座を含む全ての株を売却し、ドルも円転してくださいと言われました(2023年8月時点の実体験に基づく)。

保険の解約・維持手続き

民間の生命保険・医療保険も整理しておきましょう。海外に居ながら契約維持できるのか解約マストなのか保険会社に問い合わせが必要です。

郵便物の届け先を実家住所などに変更

郵便物の届け先を実家住所などに変更して、転送手続きを済ませておきましょう。

不要品を処分

高く売れそうなものは時間があるうちにメルカリで販売、 売れそうにないものはジモティで不用品を処分しました。大型家具などの粗大ごみは回収日が限られていたり、お住まいの地域によっては予約が必要です。我が家は最低1か月前に自治体への申し込みが必要でした。枠が限られているので早めが吉です。

必要な物を購入(食品以外)

現地に持って行くものをリストアップして、必要な物は購入しましょう。

渡航1か月前にやること

機内預け荷物として持ち込む食品などを買い込む

アメリカは食品類の船便・空便での持ち込みが一切できないので、搭乗の際に預け荷物として預けるしかありません。持って行けるものは限られますが詰め込めるだけ詰め込みましょう。賞味期限があるので渡米1か月前くらいが目安でしょうか。我が家が持ち込んだおすすめ食品はこちらにまとめています。

渡米直前にすること(渡米2-3日前)

住民票を抜く

転出届を出して住民票を抜かないと住民税が引き続きかかるので必ず手続きをしましょう。住民票を抜く日は日付指定ができます。なので私は手続きした当日ではなく渡米当日を籍くよう手続きをしました。

渡航の重要書類を最終確認

この時点で手元に全て揃っている想定ですが、ビザ、パスポート、その他渡航に必要な書類の最終確認をしましょう。

最後に

渡航直前までやること盛りだくさんですが、大枠で早めに始めることと渡航食前にやることが整理できれば乗り越えられますので頑張りましょう。