アメリカ駐在帯同記録

アメリカでの駐在帯同生活について書いています

アメリカ離乳食~アレルギー対策のポイント

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アメリカでの離乳食生活を始めた我が家ですが最初は勝手が分からず手探りでした。

特にアレルゲン食物はどうしたらよいの?とけっこう悩みましたので我が家がどのように始めて具体的に何を食べさせたか本記事にまとめました。記載した内容は我が家のケースなので、必ずご自身の小児科の先生に指示を仰いでくださいね。

はじめに

アメリカでは以下の9品目がアレルゲン食物として指定されています。これらをなるべく早期(後述しますが我が家の場合は6-9か月の間)に食べさせて赤ちゃんに慣れさせることがアレルギー予防に良いとされているようです。

  1.  卵
  2. ピーナッツ
  3. ピーナッツ以外のナッツ(アーモンド、カシューナッツ、くるみなど)
  4. ゴマ
  5. 小麦
  6. 大豆(豆腐や豆乳を含む)
  7. 乳製品(牛乳、チーズ、ヨーグルトなど)
  8. 甲殻類(エビ、カニなど)

ちなみに日本の特定アレルゲンは28種類あって表示義務がある食物が、えび、かに、くるみ、小麦、そば、卵、乳、落花生(ピーナッツ)の8種とのことです。

(参照:消費者省 食物アレルギー表示に関する情報

我が家が小児科で受けた指導内容

我が家が小児科で受けた指導内容は概ね以下の通りです。アレルゲン食物以外についてはけっこう適当なアドバイでした(笑)

  • 4-6か月の間に赤子が食べれると思ったタイミングで離乳食を始めること
  • 始めて食べるものは粒がなければ何でもいい(ライスシリアルでもアボカドでも)
  • 指定したアレルギー反応が出やすい9品目は6-9か月の間に必ず完了させること
  • 湿疹とかアレルギー反応が出たら時間をおいて症状が落ち着いたら再チャレンジ
  • アレルゲン食物は1度に1種類 (アレルギー反応が出たときにどの食物に対しての反応か分からないため)
  • はちみつは絶対あげないこと
  • 牛乳を母乳やフォーミュラの代わりにはしないこと

実際いつ頃どのように離乳食をはじめたか?

アメリカだと4-6か月から離乳食を始めるのが一般的とのことですが、我が子は6ヶ月過ぎてから食べ物に興味を持ち始めた雰囲気があったので(食事中にじーっとこちらを見てくる、口を動かすなど)、そのタイミングで離乳食を開始して、お粥や野菜に慣れた頃にアレルゲン食物も与え始めました。

アレルギーが出やすい食物~我が家はどのように食べさせたか

1. 卵

6か月頃から市販の卵を固ゆでにして与えました。

日本は黄身から始めて慣れたら白身、そして最後に全卵を食べさせますよね。アメリカは全卵でいいそうです。

我が家は日本式を採用しましたがどちらでもいいと思います。耳かき一杯分の黄身から始めて、3日間少しずつ量を増やしていきました。そのあと白身、全卵を同じ要領で実施。後日談ですが、卵アレルギーの確認ができるこんなものがあるらしいです。

 
知っていれば購入していました。毎回卵ゆでるのって結構大変ですよね。しかも半熟ではなく固めが絶対なので1つ茹でるのに15分くらいかかりますからね。

 

2. ピーナッツ

ピーナッツは8か月に入ってすぐに始めました。小児科医のナッツ類は細かく砕いておかゆとかシリアルなどにかけて食べさせるのがいいというアドバイスを元にホールフーズでバルク売りのピーナッツを購入。

こちらをお湯に一晩浸して柔らかくしてから砕き、オートミールに入れました。

ピーナッツバターやBAMBA(ピーナッツ成分が入ったお菓子)をお湯に溶かして与えてもいいみたいです。我が家のやり方よりは楽ですね。手頃なピーナッツバターの一例としてはSKIPPYかな?

BAMBAは公式サイトを見るとAmazonの他SafewayとかWalmartで買えるみたいです。

https://www.osem-nestleusa.com/bamba-brand-page/bamba-25-oz

我が家はピーナッツバターが余っても困るのとお菓子の砂糖とか塩が気になるという理由からピーナッツを購入して与えました。

 

3. ピーナッツ以外のナッツ(アーモンド、カシューナッツ、くるみなど)

こちらも同じ要領でホールフーズのバルク売りで購入したナッツを与えました。

 

4. ごま

ごまはすりごまをおかゆにかけて食べさせました。ごまの皮が気になる方はタヒニもおすすめです。↓ホールフーズのものはこちら↓

Amazon.com: 365 by Whole Foods Market, Organic Tahini, 16 Ounce

タヒニは中東料理でよく使われるごまのペーストです。すりごまと異なり皮がないので低月齢でも離乳食に取り入れやすいかなと。ちなみに絶対余るじゃん!と思いますが、担々麺とかフムス、胡麻ドレッシングなど色んな料理に使えるので(日本の練りごまとはちょいと風味が異なりますが)割とおすすめです。

 

5. 小麦

小麦は日本から持ってきたパンがゆとべびーのうどんを与えました。

 

 
ベビーのうどんは、なんとアメリカのアマゾンにもあります。しかもそこまで高くない。

もちろん市販のパンをお湯に溶かして食べさせても問題ないと思います。

 

6. 大豆(豆腐や豆乳を含む)

大豆はそんなに難しくないと思います。豆腐、味噌汁、豆乳などありますね。我が家は豆腐から始めました。

 

7. 乳製品(牛乳、チーズ、ヨーグルトなど)

市販のヨーグルトを与えました。チーズだとカッテージチーズが取り入れやすいかなと思います。いずれもWhole Milkで低脂肪、無脂肪のものは使わず。


8. 魚

low mercury fishと言われたので白身魚から食べさせ始めました。

この時は市販の魚系の離乳食を見つけられなかったので、面倒でしたがホールフーズの白身魚と日系スーパーのお刺身(日本産)を茹でて食べさせました。日本で購入する機会があれば市販品のお魚離乳食を使ってもいいですね。

 

9. 甲殻類(エビ、カニなど)

我が家は冷凍のエビを解凍して使いました。

要領は他のアレルゲン食物と同様です。同様に数日に分けて、あげる量を増やして食べさせます。

ホールフーズの魚類でヒスタミン中毒になったことはないので、おすすめです。

まとめ

以上です。離乳食づくりの参考になれば嬉しいです。