アメリカ生活立ち上げ編としてSSN(ソーシャルセキュリティナンバー)の申請の流れについて書きました。渡米後のやることリストは以下のメニューにまとめていますので、参考までに。
SSN(ソーシャルセキュリティナンバーとは)
アメリカの社会保障番号で、日本で言うマイナンバーのようなものです。運転免許の取得、マンションの契約、給与の支払い、銀行口座の開設やクレジットカードの発行など様々な場面で使われる非常に重要な番号です。渡米後、一番最初に取り掛かるであろう手続きです。
SSNの申請資格者
主にアメリカ市民、永住権保持者、就労ビザを持つ外国人はSSNを申請できます。
つまりアメリカで合法的に働く資格がある人のみが申請できるわけです。駐在者本人は当然申請できるとして、私は夫がL1ビザでその配偶者としてL2ビザ(就労可能)を付与されましたのでSSNを申請しました。なお、日本で生まれたお子さんは取得できませんがこちらでお子さんを出産した場合はその子にもSSNが付与されます。
申請方法
駐在者本人と帯同者で提出書類が若干異なりますので、以下分けて記載ました。
駐在者本人
以下の3点をもって最寄りのソーシャルセキュリティオフィスに行きましょう。
- 申請書(Form SS-5)
- ビザを含むパスポート
- 雇用証明
- 最新のI-94フォーム
帯同者
以下の3点をもって最寄りのソーシャルセキュリティオフィスに行きましょう。
- 申請書(Form SS-5)
- ビザを含むパスポート
- 最新のI-94フォーム
- 戸籍謄本原本とその英訳(夫との婚姻関係証明のために必要な可能性があるとのことで念のため持って行きましたが、使いませんでした)
最寄りのソーシャルセキュリティオフィスはこちらから郵便番号を入力して探せます。Field Office Locator | SSA
*上記実体験に基づいた持参書類なので、必ずご自身で最新の情報を確認してください。
ソーシャルセキュリティオフィスにて
受付で守衛さん的な人がいるのでその人から受付番号の紙をもらいます。番号が呼ばれたら、窓口に書類提出して簡単な質問に答えます。(名前や生年月日の個人情報に関する質問から始まり、夫はどこで働いているか、アメリカに来たことがあるかなど聞かれました。)番号が呼ばれるまでは40分くらい待ちました。DMVのように混みあっているわけではないようですが、手際が悪いのかそこそこ待たされます。時間に余裕がある日に手続きしましょう。
SSNの受け取り
申請後2週間程度でご自宅にSSNが届くはずです。届いたら記載内容に間違いないか確認し、署名後大切に保管しましょう。届かない場合は、ソーシャルセキュリティオフィスに連絡してください。ちなみに運転免許取得の流れを書いたこちらの記事で触れていますが、運転免許試験申込の際、住所確認の書類が2通必要です。SSNオフィスから届いた手紙はこのときの1通として使えたので、運転免許取得予定がある方は捨てずに取っておいてもいいかもです。
最後に
SSNは絶対に無くしてはいけない&他人に教えてはいけない番号なのでむやみやたらに持ち歩かず、家の安全な場所に保管しておきましょう。悪用された場合あなたの名義で銀行口座を作ったりローンを組むこともできます。アメリカ生活立ち上げ編でまとめている内容はどれも重要なのですが、その中でもSSNの申請・発行は渡米後真っ先に対応すべき重要な手続きです。ちょいと面倒ですがさっさと済ませてしまいましょう。